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朝から謎の不安感を持ちながら食卓に座り、朝食を見据える。
ふむ。目玉焼きとべーグルかなかなかのモーニング定食だな。
「おっはー!」
俺が朝食に一人手を付けようとすると奥からスーツを着た親父がはいってきた。
しかもおっはーってあんた…
「お!秋英!どうだった面接の結果は?そうか不採用か…ま、次頑張ればいいさ!」
俺結果言ったっけ?
「なんで結果知ってんだ」
「お!卵焼きか!こりゃあうまそうだ!」
無視しやがった。
俺とは喋る価値ないってか?
そうか。死ねばいいんだな?俺なんか
そして卵焼きじゃねぇ。目玉焼きだ。
朝からぶっ飛んだ頭してる親父にツッコミながら俺は朝食を食べる。
ちなみに俺の親父は大手の会社で代表取締役らしい。
どんな仕事か知ったこっちゃねーが偉い立場だと思う。うん。
「あなた今日は大事な会議があるんじゃないの?」
「そういえば!そうだったな!スマンが俺は急ぐぞ。秋英も頑張れよ!ではママ行ってきます」
「気をつけてね。あなた」
ママ?ママって言ってたか?
さっさと逝っちまえ。
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