ミッションイ■■ッシブル

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「人生相談が…あるの」 「人生相談?」 ※注)この会話どっかで見た事がある方がいるかもしれませんが、村上は妹ではありません。 「部活動を作りたい」 「え?」 その言葉を聞いた瞬間、死亡フラグがたった気がした。ただでさえ急いでるのに入ったら定員になるまで無理矢理部員を勧誘されそうだからだ。 断ったところで入るって言うまで帰してくれない気がする。 そもそも村上の事だからS■S団とか軽■楽を作ろうとしてるに違いない。ここは当然、選択肢は一つしかない。 「走って逃げろー!!!!!!!」 そう叫んで逃走した。もちろん村上も追ってくるが追いつかない。 「よし、これで間に合う!」 そう確信した。しかし玄関についてから問題が発生した。誰かとぶつかったのだ 「ごめんなさい。」 俺は素直に謝罪した。しかし相手が悪かった。なんと同じクラスの竹森琢磨だった。竹森はこっちを睨んで一言 「痛ぇなこの野郎。二回死ね」 その言葉に拍子抜けした。だってヤンキー竹森の口から芹沢■乃ちゃんの台詞が出るなんて… 「ホントにすみません。」 この言葉しか出なかった。 「次から気をつけろよ」 許してくれたみたいだ。 時刻は15:31なんとか間に合いそうだ。 俺は歩いてバス停まで向かった。バス停ではすでにバスが待っていた。 「なんとかミッション成功」 と一息ついた。 ふと前の席を見る。そこには竹森琢磨がいた。 俺はそっとさらに後の席に移動した。なんとか気づかれてないようだ。 竹森琢磨は俺の降りるバス停の一つ前で降りた。 「気づかれないでよかった」 そう安心してバイトへ向かった。 「今日は水曜日!上がったら週刊少年サタデー買うぞ!」 と意気込みながらバイトをしていた。
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