オタ×ヲタ

ミッションイ■■ッシブル

現在時刻は15:10。今回のミッションは15:50発のバスに乗り、昨日から始めたコンビニのバイト先に17:00までにたどり着くいうものだ。
ちなみに学校発のバスから家まで約40分、家からバイト先まで10分という厳しい戦いだ。
6時限目終了のチャイムが鳴った。しかし帰りのホームルームがある。
「担任よ早く来い。」
その言葉をずっと連合してた。
15:15担任到着。
やっと到着したのだ
「そういえばクラス委員長を決めるのを忘れていたな。今から決める。」
「Oh! No!!」
と俺はこころの中で叫んだ。
しかし誰かがすぐに名乗り出るはず…
「お前やれよ」
「やだよお前がやれよ」
「…絶望した!小学生みたいなお前らに絶望した!!!」
ここは俺がやるしかない。そう思った。
「はいっ」
「宮島、やってくれるのか？それじゃあ決まりだな。よろしく。それじゃ今日はさようなら」
15:25ようやくホームルーム終了。
今ならまだ間に合う。俺には確信があった。
「ちょっと待ちなさい。」
不幸な事に村上から呼び止められた。不幸だ…
「なに？」
「話がある。」
「今急いでるんだけど…」
「5分でいい…」
この時俺は考えてた。15:25で15:30までならギリギリ間に合う…