この小説には序章はない!!

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 さて、自己紹介はこのくらいでいいか。  あ、ちなみにこれ、俺の脳内での自己紹介だからな?  所要時間は凡そ五秒。それ以上長いと多分危ない。……俺の身体が、正確には多分顔。  多分が付く時点で、正確でもなんでもないがな。  さてさて、何故危ないかと言うとだな…… 「右京!ほら、パスだ!」  俺の右斜め前方3m程の位置から、俺目掛けてボールが飛んで来る。  俺はそれを受け取り、その場で直上にジャンプ。最高到達点に着く頃に、肘を伸ばし又、左手首のスナップを使いボールを放る。  そのボールは弧を描き、ガシャン、と音を鳴らしてリングに収まった。 「ナイスシュートだ、右京!流石は我がチームのエースだ」 .
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