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「なっ…!?御言葉を返しますが!!常日頃私の言う仕事をせず何時もフラフラと散歩に行っている貴方に言われたくはありません!!」
「散歩の何処がいけないのよ!?散歩っていうのは…」
「全く……また口論してる…本当、飽きないね…」
不意に後ろの方から声が聞こえクロウは振り向くと赤色の髪に青色の目をした少女が呆れ顔をして立っていた
「…シオン元帥」
シオンと言われた少女はサンレス組織、元帥が一人ランクは烙印と呼ばれている矢印のような形の物が二十本ローブの背中にあり烙印の本数が多ければ多いほどその人の強さを表している
「久しぶりねクロウ……元気にしてた?」
「あ…はい……元帥はどうしてここに?」
「それが呼ばれたのはいいけど理由が分からないのよ……で、来てみればケンカしてるし…ハァ」
「そんな事より…クロウはどうしてここに呼ばれたの?」
「それが……俺にもよく…」
「そっか、ハァ~全く……呼ばれてきたのに」
「(な、何かヤバい気がする……)」
危機を感じ取り急いで耳を塞ぐクロウ
「何時までケンカしているんですか!!いい加減にして下さい!!!」
クロウが耳を塞ぐのと同時に大声で未だに口論をしている大元帥とクレイに向かって果敢にも?言った
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