6人が本棚に入れています
本棚に追加
第三章
…………伊吹奈々だった。そりゃそうか。同じ所にいた…し……な…………~
~「……ぐぅ……メロンパンだ~…ムニュ…ん?ムニュ?」
「ふざけんなぁ!!…バゴッ」
「うあ゙っ……いってぇぇぇー!!……なにすんだよ!!って奈々さん?」
「うるさい変態!!」
奈々さんってなんか気が強い人なんだなぁ~………はぁ~……残念。っは!でも初めて奈々さんとコミュニケーションを取ったぞ。やったー!…つかさっきの感触はまさか……
バゴッ
「いってぇぇぇー。またいきなりなにすんですか!!」
「変態な顔になってた。」
…え゙。なってました?
「……だからって殴らないでください!一応病み上がりなんですから!!」
「…そうだ。お前は病み上がりだ。………俺に斬られて…な。」
「…蒼真。」
…そうだった。僕は蒼真に斬られたんだ。でもなぜ、僕は生きてるんだろう?完璧に真っ二つにされたはずなのに……
「……悪かった。俺も久しぶりに焦った。…海斗のSNPがなけりゃ本当に殺していたな。」
SNP…。僕が強い思いを叫んだから手に入れた能力。
最初のコメントを投稿しよう!