第二章

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「こいつは海斗を狙っていたやつだ。」 「は!?」 またもや信じられないという表情だった。 「…なぜ!?…なぜこいつは僕を狙っていたんだ?」 「それはな、海斗。お前がほしいからだよ。」 「…僕がほしい?どうゆうことだ?」 「正確には海斗の中にあるものがほしいっていうことだ。」 「…僕の中。」 「そうだ。」 「…意味が分からない。説明してくれ。」 「いいだろう。」 蒼真の説明が始まった。~ ~「……つまり僕の中にねむっているものがどこぞの王から授かった能力で、僕がいつもどおりがつまらないという……とても強い思いを叫んだのと同時に王から能力を授かったっていうこと?」 「そうだ。…王は思いとかに………俺にはよくわかんねーよ!!」 「……いや俺に言われても。」 蒼真のわかりにくい説明のおかげでちょっぴり僕も理解できたような気がする。 「…それで、その王から授かった能力はどうゆうのがあるんだ?」 「色々だ。」 「色々かよ。」 説明が適当だな 「その能力はSuper Natural Power、日本語で超能力。そして俺たちはその超能力の事をSNPと呼んでいる。名前がSNPになった理由は……ただ文字をとっただけだ。…………SNPは戦うための能力が入っている。一つ一つ違う能力で、その能力が具現化するものや自分の体のステータスが上がったりするものがある。それから………」 「ストップ。そのことについてはまた今度ゆっくりと聞くから、次五時間目厄介な先生だから授業にでないと。じゃ。」 「あ~ぁ。行っちまったよ。俺は寝るか。…。」 キーンコーンカーンコーン。 「はぁー放課後だー。家に帰って速攻寝るかー。今日はいろいろあって疲れたしな。」~ ~SNPや僕を襲ってくるわけのわからないあんちゃん達とか非現実的なことばかり……だ…な…。…ぐぅ…。~
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