第二章

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~「…は!?……朝!?やっば。早く学校行かねーと。朝食なんてくってるひまねーな。…いってきます!!」~ ~キーンコーカーンコーン。四時間目終了。あ~ぁ。や…やっと昼食…だ。朝食…食べ…てねーから、は…腹が減って…死ぬ。早…く昼食…食べねー…と…。…屋上に…行くか…。~ ~「やっぱりお前はいるのか。…蒼真。」 蒼真はだらしない格好で空全体を見渡せる学校の一番高い所にいた。 「そんなにその場所が好きか…蒼真。」 海斗は昼食を速攻でたいらげていた。 「…ここは風があたって気持ちいいし、景色もいいからな。」 たしかにこの遠州学園は山の上に建てられている。僕もこの学校はけっこう気に入っている。 「…あとお前と一緒にいないといけないからな。」 また言ったよこいつ。「お前と一緒にいないといけない。」毎回、聞くと最後には絶対言うんだよな。 「あーそうかい。」 ヒュー。…この頃強い風がよく吹くなー。まぁ学校の場所が高いからしょうがないけど…。
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