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「妙だな」
「どうしたの大吾」
「空はおかしいと思わねぇのか?」
「おかしいって?」
「今までにないくらい弾や武器が補充出来てる。
それなのに、敵は……BARは一体も出てきてない」
「そういえば……」
「何かあるんだ。
皆、注意していこう」
妙に嫌な予感がする。
大丈夫か……?
思い過ごしならいいんだけどな……。
結局BARが一体も現れないまま、広場が見えてきた。
言葉は無かったが、俺らは皆分かっていた。
今まで同様、BARが現れると。
広場に入るとすぐ、影が発生した。
その影は、二つ目の石版を手に入れた時に倒したBAR。
「なんだこいつか。
こいつなら楽勝」
「待て大吾。
……あれを見ろ!!」
「え?
なっ……嘘だろ……!?」
俺らが見たもの。
それは……!!
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