突然の朝会

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俺の名前は神崎大吾(カンザキダイゴ)。 普通の高校に通う、ごく普通の高校生。 先週、三年生になったばかりの17歳だ。 性格は明るい方だ。 クラスだと多分ムードメーカー的なポジションにいると思う。 「おーーっす大吾!!」 「おう秀一!! 朝からテンション高いな!!」 俺に絡んできたこいつは蛯名秀一(エビナシュウイチ)。 俺の大親友。 クラスの中心人物。 一番の人気者っ言っても過言じゃないだろう。 性格は俺と同じで明るい。 通り越してアホだ。 「んーーーー!! いい天気だなオイ!! こういう日はやっぱ屋上で飯食うに限るな!!」 「だな!! もう先輩もいないし広々と屋上使えるしな!!」 親友との会話。 この時はまだ分かるはずも無かった。 これから起きる出来事が。
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