とある休日にて……

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圭「ちょっと出かけてくるけど、あずさは何処かに出かけるか?」 あずさ「出かけないよ」 朝食を食べ終え、後片付けを済ませて少しまったりとした時間を過ごしていたが。 ふと時計を見て出かける時間が迫っているのを確認すると、俺は急いで仕度を済ませる。 支度を整え、出かける前にあずさにその旨を伝えつつ、あずさ自身も出かける予定があるかどうかを問う。 するとあいつは、視線をテレビに向けたまま出かける予定がない旨を俺に伝えると、手をひらひらさせた。 あずさ「いってら~」 ミク「ワン! ワンッ!」 圭「……、いってきます」 こうして俺は、あずさとミクの言葉に見送られながら家を後にした。 まだ声だけでもかけてくれるだけマシか、等と勝手に自分の中で納得しながら。
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