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何だか不機嫌そうな顔をしている
だが、スルー...
「...何でだ？」
「はぁ...」
ため息？
だが、スルー...
「さぁ、早く答えなさい」
「さもないと、ブラック飲ませるぞ...良いのか？苦いぞ？」
ゆっくりと
缶を上田の顔に近づける
「遊ばない！」
缶を退けられた
えぇーーー！
逆にスルーされた！
「私に良い案があるの！」
いきなり案をあげられても...
しかも何の？
「お互い、下の名前で呼び合わない？」
「はっ？」
「だから、もう親友なら下の名前で呼び合うくらいじゃないと！」
「キミは、オレを親友と確信する前に何回も呼んでたじゃないか...」
「うるさい！」
何故に怒られた？
怒られる理由がないんですが...
「優太」
ニコニコとオレを見ている？
睨んでいる？
「優太ー」
「.........」
無言の圧力ならぬ
"優太で圧力"
うん、自分で言ってて
意味分からん...
「優太～」
「...あっ...あか...」
「ゆ･う･た！」
「あっ...あ...あ...あか...」
無理！やっぱ、無理！
「上田！寒い！帰ろう！」
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