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そして
夕方になると...
オレらは
手を繋がず
上田がズンズンと歩くのを
着いて行くオレ...
「はぁ...」
「何でこうなってしまったのか...」
「文句言わないで、しっかり持ってよね！」
「絶対落とさないでね！」
「わかってるよ...」
はぁ...
どうして
こうなってしまったんだ...
今の現状は...
上田は右手に小さな
ビニール袋を一つ持っているだけ
そしてオレは...
まさにアニメの中に
入ったのでは？
っと良いたくなる様な
荷物の束を
両手一杯に持っている
紙袋を両手に吊すこと
８袋
両手で箱物を積み持ちで
３つ
どう考えても
こんな荷物を持って歩ける訳がない
だが
実際歩いてる自分を
ホメてみたい
むしろ
ホメてくれ...
いや、ホメる前に
助けてくれ...
「お～い！少し休もうぜ！」
少し離れた前を歩く上田に
呼び掛けると
「休む所ないから、もう少し～」
それは５回くらい聞きました...
それより
こんな量、何を買ったんだよ
オレは買い物中、外で待っていて
買い物が終わるたびに
オレの腕を鍛えてくれる
荷物が増えていった...
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