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毎日、大学の帰りに寄る
ファミレス
いつも、そこで夕飯を食べている
たまに、朝飯もそこで食べる事もあるが
それは授業が朝一でない時
辺りが薄暗くなって来た頃
ファミレスに着いた
だけど、人が沢山入っている
クリスマスって事もあるのかもしれない...
「いつもの席は空いてるだろうか？」
カランカランっと
ファミレスの入口ドアが
ベルを鳴らす
「いらっしゃいませ！」
「あら？君か！」
「いつもの席は空いてるよ」
この客のオレになれなれしい人は
このファミレスの店長で
毎日通ってるせいか
顔馴染みになっている
「クリスマスだって言うのに、一人とは寂しいねぇ」
いつもの席に案内されながら
嫌味を言われた
この店長は嫌いではない
話しやすく、一緒に居て飽きないキャラをしている
「ほっといて下さい」
「はいはい」
「彼女は作っておいた方がいいよ」
余計なお世話だ
「ホレ！メニュー」
「いや、要らないです」
「いつものでお願いします」
毎日通い、毎日同じメニューを頼んでいる
店長は伝票を打ち
そのまま、店の奥に消えて行った
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