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コーヒーを飲みながら
新聞を読む上田父
キッチンで
朝食を作る上田母
テーブルの下で
ドッグフードを食べる
子犬...
...昨日居たっけ?
まぁ良いか...
凄く新鮮な気分だ...
「はい、コーヒー」
コーヒーを手渡しで
渡してくれた上田母
「ありがとございます」
受け取ったコーヒーは
温かかった...
寒い朝には
とても嬉しい温かさだった
「優太くん、朝食がもうすぐ出来るから、食べていきなさい」
「あっ、はい...」
どうせ
今日の授業はお昼前からだ...
まだ時間は沢山ある
もう少し、
この新鮮な空気に
浸っていよう...
しばらく上田父と
会話していた...
すると
上田がリビングへと
入ってきた...
「おはよう...」
「ん?優太おはよう...え?」
「えぇ!?何でいるの!?」
どうやら
昨日の事を覚えてないらしい
オレを無理矢理部屋に押し込み
挙げ句に、オレをさしおいて
寝やがった事を...
しかも
上田と言う名の手錠をしていた事を...
これは寝ていたから
覚えてないだろうけど...
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