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オレは授業が終わると
キャンパス入口の門へと
ゆっくり向かった
そして
門の横には
上田が立っていた...
「............」
オレは歩いた
上田の前を通り過ぎ様と
思い
下を向きながら
近づいた
「...あっ!優太ー」
上田は遠巻きに
オレを見つけ手を振っている
「.........」
「お~い!優太~!」
「.........」
ゆっくり近づいて
上田を無視する様に
目の前を早歩きで通り過ぎた
「...あぁアレ?優太?」
「私はココだよ~?」
オレは無視して
帰路をそって家に向かった
後ろから上田が着いて来る
「ちょっと~!シカトしないでよ!」
「ねぇってばぁ!」
「.........」
オレは無視し続けた...
「優太ー!優太ってばぁ!」
「無視すんなー!」
「............」
「...無視すんなって言ってんだろが...この野郎ー!!!」
ドフッ!!!
背中に強い衝撃を受けて
倒れた
上田が背中に
頭から突っ込んで来た
「...ッ!いってぇな!!!」
思わず
反応してしまった...
だがオレの目の前に
綺麗に紙に包まれた箱を
上田が向けていた
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