自分に嘘をつく

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少し不気味に笑う店長 「あははは...」 苦笑いしか出来ない... 「どうせなら、優太も入っちゃえば?」 「やだよ!」 「即答!?」 確かに バイトをすれば 親を助ける事になるんだが 大学の方から出される 課題は毎日の様に出される それは一時間やそこらじゃ 終わる物じゃない さっきまで ずっと課題と格闘してた次第だ 今回の上田の代理をしたのは たまたま課題が 終わってたから良かったものの 普段なら 他に費やす時間があまり無い... バイトなんか する暇などない... だけど 五十嵐先輩のせいで 課題に費やす時間が... ん?五十嵐のせい? いや、上田が頑張って 耐えればいい事... まぁ言っても たぶん無理かも知れないか... だとすると オレが頑張るしかないか... 「バイトにはならない」 「だけど、五十嵐先輩が来たらオレが対応する」 「ホント!?」 嬉しそうな上田 「あぁ、だけどなぁ」 「上田も少しは頑張れよ...」 「...うん、努力はする...」 苦笑いな上田に変わった... 「何か、店長の私を置いて話が進んでるけど、まぁ制服は置いとくぞ」
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