新しい恋、したいです。

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十分後、そこには元気に梅干しをしゃぶり尽くす俺の姿が! 「涎が止まらん。 美味しいとかそういう意味じゃなくて」 喉も乾いて仕方がない。 やっぱり梅干しは単品で食べるものじゃないな。 てか俺すごいリラックスしてるけど。 なんか忘れてね? なんか絶対忘れてるよね? 俺の頭が告げている。 思い出しちゃいけない、と。 だがしかし。 一度沸き上がった好奇心を抑える事が俺に出来るだろうか? 否! できるわけがない! というわけで頭をフル回転で働かせる。 検索ワード 『あの日忘れてしまった1/3の純情な感情』 脳内検索中 検索結果 0件 くそっ。 まったく思い出せない。 俺は今日何か、特別な行動をしたはずなんだ。 何かっ。 何かないのかっ! もしかして : 告白 「あああああぁぁあああ!!!」 完全に思い出した。 俺、振られたんだった。 人生初の告白をして、人生初の失恋をしたんだった。
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