prologue

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「くっ、くそ!俺以外が全滅だと!」 ヴァイエルは、味方が全員殺された怒りで暴走していたがミーティアの射撃を避けていた。 が、各部の装甲は損傷し左腕装甲は完全に破壊しMTスーツに包まれた腕は剥き出しになっていた。 (どうなってんだ。一機は狙撃でやられたが、後の2人の殺され方はおかしいー!!まさかっ) 彼は、思考にかまけて回避を忘れた。 モニターに映るのはミーティアの銃口、一瞬にして5.56ミリ弾が吐き出され彼の肉体を物言わぬ肉塊へと昇華させた。 「・・・ターゲットの破壊を確認した。帰投する。」 [はい。お疲れ様でした。] キーリは、レベッカに報告して母艦へ機体を向けた。
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