プロローグ

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冷たい風が頬を撫でる 街は クリスマス一色 恋人達は幸せそうに 肩を寄せあっている 幸せそうな人たちを見て 私は目を細めた そして目を閉じる 目に浮かぶのは ただ純粋に人を愛していたあの頃 そして… 愛しいあの人の姿 寄り添いながら歩く 私とあの人 幸せだった日々は もう戻ってはこない 逃げてしまったんだ 君は今どこで何をしてますか? 幸せですか? 私は… あなたを思い出しては 胸が苦しくなる毎日です 願わくは… もう一度君に会いたい もう一度君の腕に抱かれたい
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