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乗せてって貰えるか、頼みに近寄って見る
荷台をひいている馬らしきもは、魔物的何かを期待したが、近づけば近づくにつれて馬にしか見えない……
しかもサラブレッドではなく日本産の小型の馬だ
「可愛いいといっちゃぁ、可愛いいけど、サラブレッドの方が見たかったかも」
「どうしたんだい? お嬢ちゃん。こんな森の中で……」
「いやっ!! 街に行きたいのですが、迷ってしまって……」
びっくりした……いきなり離しかけるなんて思わなかったがある意味いいきっかけになった
「そうかい! だったら街まで荷台に乗っていきな。お嬢ちゃんじゃちょっとばかし遠いからね」
そう言ってくれるのを待ってましたっ!!
「ありがとうございます。お言葉に甘えさせてもらいます!」
笑顔でお礼をいい、早速荷台に乗り込んだ
荷台にはいっぱいの牧草に寄りかかったお婆さんがいた
「こんにちは」
優しい笑顔で挨拶してくれた小柄なお婆さん
こんなお婆さんみたいに歳をとりたい……
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