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目が合うと電波少女は徐に口を開いて電波を発しやがった。
「初めまして!あなたを拉致しに来ました!ところで名前は何て言うんですか?」
「…神代…棗。」
いろいろ呆気にとられてつい反射的に答えてしまった。
「棗さんですね!ところで私に、何か言うことはありませんか?」
言いたいことは沢山あったさ。でも意味が分からなすぎてとりあえずこう言ってやった。
「…おはよう。」
ええ、どうしようもないアニオタニートなんです。
「あ、おはようございます!…ってそうじゃなくて!この格好見てくださいよ!羽にメルルのスティックですよ!?しかも初対面で拉致っておかしいと思わないんですか!?突っ込み所満載じゃないですか!突っ込みまくってくださいよ!それでも男…いや、漢ですか!?」
うん、この幼女すげぇウザイ。
つか電波っぽいのは演技かよ。
「ああ、そいつは悪かった。所でお前なんなの?そろそろウザイんだけど」
幼女には強気な俺。ニートなんてそんなもんですよ。
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