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「むぅ…こんな美少女が頼んでるのに断るんですか?」
上目遣いでうるうるしている目をこちらに向けているが所詮電波だ。
それに可愛さがまるで見出だせない。
適当にあしらうか…。
「悪いな、その死界とやらには行く気はない。そもそも死界って死者の集まる場所なんだろ?名前的に。俺まだ生きてるし無理だろ。」
決まった…。
完璧な言い訳だ。
「嘘だッ!!!…そうですか、電波じゃなければ、可愛いと認めさせればいいんですね?いまからいつものフォームにチェンジするので後ろ向いててください。」
しまったあぁあぁぁあ!こいつスタンド持ってんだった!
「もういいですよ。」
落ち込みながら後ろを振り向いた。
えらい美少女がそこにいた。
「どうですか?これが私の本当の姿です。ロリコンの棗さん!」
ニヤニヤしながら無い胸をはる幼女。
それにしてもなんでこいつ俺がロリコンだってしってんの?
そんなことよりこんなロリ美少女に頼まれてんだぜ?俺。
「死界だっけ?勿論行ってやるよ。」
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