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あの雨の日、心がボロボロになった私はもう一生恋なんてしない。
なんて思ってた。
一生なんてわからないのにね。
でも、その時は本気でそう思った。そのくらい私の心は疲れていた。
それでも人は恋をする。
人を好きになって、恋人になって……。
でもまさか、次に恋をする人が貴方だったなんて、知るよしもなかった。
だって貴方は私にとって、もっとも恋をしてはいけない人。
“好きになってはいけない”
そう思っても、貴方は私の心に残り続けた。
ねぇ、先生。貴方の瞳に私はどう映っていましたか?
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