~課題デュエルその1 ヘーゼルと高校生デュエリスト~

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音緒「ほんとに、ごめんなさい」 音緒は深く頭を下げる ヘーゼル「やめとくれよ、そんなに迷惑はしてないし。あんたはこれを探してこの町に?」 音緒「はい、でもすぐになくなっちゃって、なかなか手に入らないんです…」 ヘーゼル「ふーん…あぁ、まだ名乗ってなかったね。あたしはヘーゼル、シアレンスって町で雑貨屋やってるんだよ」 音緒「あ、シアレンスって知ってます!あの三ツ星料理人のグルテンさんがいるところですよね?」 ヘーゼル「へぇ、あの人も結構有名なんだねぇ…」 音緒「それはもう、あれほどの腕を持ちながら、どうしてそんなところにいるのか不思議なくらい…あっ!ごめんなさい!そういうつもりじゃ…」 ヘーゼル「まぁ仕方ないさ、田舎には変わりないからね。ところで、このケーキだけど」 ヘーゼルは外気に晒さないように箱に戻しておいたケーキを再び取り出す ヘーゼル「貰い物だし、2つあるから、1つあげてもいいよ?」 音緒「えっ、いいんですか!?」 ヘーゼル「その代わり、あたしにデュエルで勝ったらね」 音緒「え?」 ヘーゼルは音緒の腰にかかっているものを指差す ヘーゼル「それ、デッキケースだろ?」 音緒「あ、やっぱりわかります?」 ヘーゼル「デュエリストなら、欲しい物はデュエルで掴むもんだ」 音緒「…わかりました、やります!」 二人はそれぞれ、荷物からデュエルディスクを取り出した ヘーゼル「久々のデュエルだねぇ、楽しませておくれよ?」 音緒「全力でいきます!」 ヘーゼル&音緒「デュエル!」 音緒 LP4000   VS    ヘーゼル LP4000
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