夕空の記憶

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あの日は初雪が降った。 夕焼けの太陽の光がさしこみ,きれいな光景が目に映った。 それだけでよかった。 なのに,俺の目に焼き付いて離れないのは彼女だ。 心の奥底に潜む何かを涼しい顔で隠そうとする彼女の顔だ。
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