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絨毯の上に寝転んだまま、目の前の庄司くんの顔を、うつろな目で見返す。
「…今日はさ、俺…ちょっとイライラすることあったんだよね。
…ヤッちゃっていい?」
もう、…どうなっても、構わなかった。
内側から湧きあがり、自分では抑制できないこの疼きを、誰かに解消してほしかった。
「…ぐちゃぐちゃに、…して…。」
私が呟くと、庄司くんは目の色を変えた。
冷たく私を見下ろし、口を捻じ曲げるように、笑う。
「いいよ。…悪いけど、ハンパねえよ、俺。」
庄司くんは、ズボンのベルトを外し始めた。
「まずは、…口でしてよ。…もしかして、初めて?」
小さく頷くと、庄司くんは満足そうにニヤリと笑った。
「じゃあ、言われた通りにやってみて。
‥こっち来て、四つん這いになってよ。」
私は半身を起した。
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