第31章

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絨毯の上に寝転んだまま、目の前の庄司くんの顔を、うつろな目で見返す。 「…今日はさ、俺…ちょっとイライラすることあったんだよね。 …ヤッちゃっていい?」 もう、…どうなっても、構わなかった。 内側から湧きあがり、自分では抑制できないこの疼きを、誰かに解消してほしかった。 「…ぐちゃぐちゃに、…して…。」 私が呟くと、庄司くんは目の色を変えた。 冷たく私を見下ろし、口を捻じ曲げるように、笑う。 「いいよ。…悪いけど、ハンパねえよ、俺。」 庄司くんは、ズボンのベルトを外し始めた。 「まずは、…口でしてよ。…もしかして、初めて?」 小さく頷くと、庄司くんは満足そうにニヤリと笑った。 「じゃあ、言われた通りにやってみて。 ‥こっち来て、四つん這いになってよ。」 私は半身を起した。 .
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