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小さな村の門には二人の夫婦が青年の旅立ちに見送りに来ている。
青年の父「もう旅だってしまうのか、十八年は早いな母さん。」
青年の母「ええ、早いですね～。」
青年「じゃ、しみじみとしてる所悪いけど行ってきます。」
自分自身の理想の勇者に向けて、門の外に一歩踏み出した時ーーーーー
青年の父「ちょっと待て、昨日私のかつらを隠したまま旅立つのかお前はｗｗｗｗ」
青年「おぃｗｗｗ息子の感動の旅立ちに何すぐに水差してんだお前はｗｗｗｗｗ」
青年の父「あれはうちの家宝だぞオォォォォ」
青年「いつからそんなゴミが家宝になったんだアァァァァ」
青年の父「掛け替えの無い財産なんだよ！」
青年「いくらでも代わりはあるだろうが！」
青年の母「まあまあ、二人とも落ち着いて。」
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