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epilogue
「お待たせしました。直人さん」
「もっと待ってもよかったよ?
待ってる間も幸せだったから」
2人は並ぶと足元を見た
大人になった英人と恵美、その伴侶たちとたくさんの孫に見守られ静かに眠る老女
「幸せだったかい?綾」
「いいえ…直人さん
ずっと幸せなのよ、今も……
約束したでしょう?」
「ありがとう
あや」
そっと寄り添う2人の姿は一つの光になり、雲の隙間からキラキラと地上に降り注いだ
~fin~
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