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「………あの」
「何かな？」
「その鎖は一体なんでしょう？」
ぶっちゃけトラウマに響くから鎖はやめて欲しい
「ああ、これ？コレは………えい！」
「わっ！わわわっ！」
わたわたと鎖に引っ張られて姿を見せたのは、バストが少しキツそうなスク水を着用し、猫耳と尻尾を付けた実の姉だった
「げふぉっ！」
「可愛いでしょ？」
「うう………」
偽り無く言おう
飼 い た い で す
「あ、あんまりジロジロ見てんじゃねーよ！」
今の姉貴が凄んでも、猫が毛を逆立てて怒ってるか犬がガルガルしてる様にしか見えない
「………美鈴さん………」
「はい？」
「そのスク水と猫ちゃんセットはどこから？」
「そこは聞かないお約束ね？」
そう言って美鈴さんはウインクをした
「な、なあ、もういいだろ？こんな格好までしたんだから、な？」
「え？駄目よ。まだ宗介君とハグしてないでしょ？」
「そ、それだけは嫌だ！こんな格好で………だ、抱き付くなんて！姉弟のする事じゃねえもん！」
「そんな格好でもハグする姉弟だって居ます。………二次元に」
「ここは三次元だ！」
姉貴は漫画にしたら火を吹きそうな程叫び倒した
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