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「………で?なぜこうなった?」
朝元気良く家を出て、昨日下田が自転車を持って行ってしまったので、仕方なくいつもの倍の時間を歩き、校門をくぐって、教室に入った途端、いきなりクラァスメイトゥ(男子)に羽交い締めにされた
え?ナニコレ?最近こういうの多くないかな?俺
『田端………正直に白状するんだぞ?』
「なんの事だよ?」
『今から言うワードに心当たりがあれば言え………昨日………放課後………夕暮れの教室………二人きり………脱ぎたてパンツ』
「………」
汗がヤバい位出た
『どうだ?心当たりは?』
「な、なんの事だかさっぱりなんだが?」
『………動揺してないか?』
『これはクロじゃないか?うん、たぶんクロだ』
『やはりまた断罪人を呼ぶか………』
「ま、待て!待ってくれ!そもそも誰が最初に言い出したんだ!?そいつの見間違いかもしれないじゃないか!」
「それは無いぜ?」
「はっ!お、お前は!」
群集から出て来たのは………野生の平野(レベル5)だった
なんだ………平野か
「俺がお前を間違えるわけ無いだろう?」
「………ふっ」
「ん?何がおかしい?」
「あっはっはっ!おいおいみんな!まさか平野の言う事を信じたとは言わないよなぁ!?」
『は?なんだ?』
『どうしたんだ田端は』
ザワザワと騒ぎ出すクラスメイト達
お前達に見せてやる………幾多の修羅場をくぐり抜けてきた超☆俺式回避話術を!
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