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「で?これからどうすんだ?」
「どうするって………どうしようもねえだろ」
「いや、でもさ、病院とか行かなくて大丈夫なのか?」
「は?病院行ってなんて言うんだよ?『女の子になっちゃいました、治して下さい』ってか?頭おかしいですねで終わるわ!」
「大丈夫、お前の頭は元々おかしい」
四の字固めされた
「あぁあああぁああぁ!ギブ!ギブ!ギブソンハイデルベルク!」
「聞こえないなぁ?」
「ノッホォオオォオォォウ!」
なんとか外してもらい、話を続けた
「まあ処置は置いておくにしてもさ、学校とかどうすんだよ?女のまま行くわけにいかないだろ?」
「………それは確かに」
「顔とかだって元の顔から一光年ぐらいかけ離れてるし」
「どんな感じ?」
「ふうむ………」
俺は下田をじっくりと観察した
髪は茶髪気味の天然パーマからロングの黒髪ストレートに、顔は前の顔が醜く感じる程可愛くなり、身長は俺(175)と同じくらいだったのに今では俺の首ぐらい。スタイルは………凄く、大きいです………なのに腰はくびれてて、そりゃあもう健全たる男子高校生的にはたまらんですよはい
「………元がお前だと思うと涙が出てきそうな出来の良い顔だ」
超勿体ねぇ
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