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『………はぁ………なんで田端はあんな優しいのだ………ううううう………なあ、ウサッチ?田端ともっと仲良くするにはどうしたらいいのだろうか?………え?告白しろだと?む、無理!そんなの絶対無理に決まっている!だって田端には下田が居るし………はぁ………あんな美人と私じゃ勝ち目が無い………こんな事になるなら、もっと、そう、下田が来る前に………あーっ!時よ戻れーっ!リタイムザマインド!えーい!こんな不条理な神ならば殴り飛ばしてくれる!出てこい神ーっ!』
「………はい?」
あれ?おかしいぞ?紗英の部屋に携帯を取りに戻ってきたらお声が聞こえてきて?そんで聞いてみたら………いや、でも、まさか、ねえ?でも、言ってる内容は………俺の、事を好………
「………ウェーイウェイウェイウェーイ?」
待て待て落ち着け決めつけるなってでもこれはやっぱりフラグがプラグインロックマンエクゼトランスミッション人生の墓場にゴールインいやしかしだから落ち着けよ
「ヒッヒッフー………ヒッヒッフー………」
………うん、多分夢でも見てたんだな。いっけなーい☆宗介ったらまた白眼で立ったまま寝ちゃったー☆テヘペロッ☆
「田端様」
「ニャオーーーッ!」
『だ、誰だ!?』
「大丈夫ですよお嬢様。ただの猫の様な犬です」
いや猫の様な犬て
『そ、そう………ならよい』
納得しちゃったよこの娘。やだなにこれ怖い
「………こちらです」
いきなり背後に現れた執事さんは俺をどこぞへ引っ張っていった
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