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「つーか俺がこうなって誰得なんだよって感じだよな」
「俺得じゃね?」
「お前かよ」
「まあ元がお前だって思わなければ可愛い子と話せてお得な気分だよ」
「つまり………犯人はお前かっ!」
下田は俺に人差し指を向けて言ってきた
だから俺は誠心誠意心を込めて、その人差し指を逆方向へ軽く曲げた
「いっっっだぁああぁあぁぁぁああ!」
「ふざけた事言ってんな。お前を可愛くするぐらいなら自分の母親を可愛くするわ」
「えっ!?まさか………お前………近親相か「黙らないとその指全てをへし折るぞ」
まったく………こいつはもう少しシリアスになるべきだと思う
「つーかお前さ、結構軽く構えてるけど、もしそのまま一生戻らなかったらどうすんだよ?」
「は?………うーん………そん時は………よろしく!」
「絶!対!嫌だ!」
「そんなに嫌がるなよー。いいじゃねーかよ居候の一人や二人」
「って居候かよ!嫁じゃねーの!?」
「はあ?超キメェなお前。俺は生涯孤独の身なんだよ」
「それはそれでキメェよ」
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