670人が本棚に入れています
本棚に追加
下田 優についての第一印象は『色白オタク』だった
俺も中学頃まではそこら辺に居るごく一般的な男子生徒だった
しかし、下田と出会い、交流を重ねることによって、見事オタクの仲間入りを果たしたのだ
別にオタクになった事を後悔なんかしていないし、むしろ楽しくて仕方なかったので下田には感謝している
そのせいで周りのカップルから後ろ指指されようとも『リア充木っ端微塵になれ』精神で乗り切った
そして中学を卒業し、周りの奴らとの交流も絶たれる中、何故か下田と俺の交流は続いた
高校は下田と別れ、友達も沢山出来たが、それでも下田だけは友として別格に位置していたのだ
一体何故俺はここまで下田に惹かれているのだろうか
その疑問を解決するだけの答えは、残念ながら俺には無かった
最初のコメントを投稿しよう!