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私立高才学園
それが俺の通っている学校の名前だ
セールスポイントは馬鹿でかい敷地と贅沢な建築物、学食の豊富さや生徒数、その他諸々エトセトラ
学校名からも分かる通りに素晴らしい才能を持った奴らがこぞって集まってくる学校だ。まあとどのつまりはエリート校
様々な企業から潤沢な寄付金が集まるお陰で学費は私立の割に格安だが、その分学力が求められるので難易度は極めて高い
ぶっちゃけ特に学力が高いわけでもなく、かと言って取り柄も才能も無い俺がこんな学校に入れたのは奇跡としか言いようがない
………本当に、なんでこんな漫画やアニメや小説に出てくるようなとこに入れたんだろう?ぶっちゃけ気味が悪い。俺を選抜してくれた審査員の人の頭が心配だ
俺と河内は自分の教室であるリフレイ○年ライジ○グ………もとい、二年C組に入った
「おう、おはよう田端と河内」
「おは………よう」
「ウイッス。平野と瀬野さん」
「何話してたんだ?」
今挨拶を交わしたの二人は瀬野 明と平野 成良だ。河内と同じく俺の数少ない友達だ
「いやな?びっくりしろよ?なんと!我がクラスに転校生ちゃんが来るそうだ!」
「ちゃん、って事は女の子か?」
「ウホッ!マジか平野!」
「ああ!マジだぜ田端!なんか土曜日に部活の奴が担任と転校生が話してたのを聞いたらしいんだよ」
「可愛かったって?」
「かなり」
「キタァァアアァァアァアア!」
「やかましいぞ田端」
「あぶっ!」
いきなり誰かに後ろから殴られた
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