マヨネーズって言うほど白くない

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「じゃあ二人がめでたく戻ってきたところで、ホームルームは終了だ。今日も1日頑張れよー」 担任はそう言って教室から出て行った それと同時に大量のクラスメイト達(と言っても精々三十人位だ)が俺と下田の席に押し寄せてきた 『で?二人ってどういう関係なの!?』 『田端、お前は罪を犯したのだよ?そこのとこ、分かってるのかね?ん?ん!?』 『まさかもう付き合ってるとか!?』 『下田さんとどこまでいった?いや、どこまでヤった?場合によっては体だけ助けてやる』 成る程成る程、魂は絶対に救われる事が無い、と……… ………ふぅ……… 「さらばっ!」 俺は急いで教室から脱出した 『追え!逃がすな!』 『確実に仕留めるぞ!部隊を組め!』 『A斑は学校のありとあらゆる出口を封鎖しろ!B斑は俺に続け!』 「C斑は田端の行きそうな場所に先回りだ!俺は断罪人に依頼しておく!忘れるな………他人の幸福は」 『『『俺達の不幸!』』』 くそっ!どんだけ残念な奴等なんだ!つうか最後の奴、絶対平野だったよな!? 「覚えてろ平野!貴様には二度と彼女が出来ないようにしてやるからな!」 「馬鹿め!その前にお前は死ぬのだよ!」 「死んで………たまるかぁぁああああ!」 俺は全力で逃げ出した 「………なんとゆうバカテス………」 誰かの声が聞こえた
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