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今日はいい天気。
朝はね、
しっかり者の義弟が作った朝ご飯を、みんなで食べた。
今日もおいしかった。パンと目玉やきとサラダとスープと…って。栄養をキチンと考えてくれてる。
末っ子なのにスゴくしっかりしてていい子なんだよ?朝からプンスカ怒ってたけど。たまに甘えたがったりツンツンしちゃうだけ。
あ、そうそう。残さず食べるのがルールなの。
でも、たまに一個下の義弟が食欲ない時はちょっと手伝ってあげる。もちろん、内緒でね?
俺は朝だからって食べる物選ばないから、何でも食べれるんだよ。
一個上の兄ちゃんは頭が良くて、食後はたいていコーヒー飲んで新聞読んでる。みんな頼りにしてる。でもよくイジられてイジケちゃうの。面白いよ~
でねでねっ、
一番上のお兄ちゃんはね、ちっさいお口で何も言わずもぐもぐ食べてるの。
スッゴイかわいい!!
みんなも、その様子を眺めるのが好きなんだって。
俺だって好きな気持ちは誰にも負けないよ?
それでもね、お兄ちゃんはみんなに優しいの。
一番とかね、決めてくれないんだ。
それが"平等"なんだって。末っ子の義弟が教えてくれた。
お昼はね、俺が1日でイチバン好きな時間。
だってお兄ちゃんを独り占め出来るんだもんっ。
それはお前が昼専用だからだって一個下の義弟がゲームしながら教えてくれた。
俺達はお兄ちゃんに遊ばれてるんだって笑う。
あの子は素直じゃないから何でもゲームにしたがるみたい。
俺もね、そこまでお利口さんじゃないから3時のおやつは二階のベランダで食べる。
外は真っ青で、形がいい雲が浮かんでた。
干してる洗濯物の匂いが風で広がってね、俺の舐めてるアメの香りも運こんでく。
そうすると、
ふわぁって
笑いながらお兄ちゃんが振り向いてくれるの。
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