理科教師(科学)

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「岩崎さん、すっごい理系だよね……ハハハ(汗。」 担任との個人面談。 「ですね。」 先日のテストの結果をまじまじと眺めてため息をつく、担任。 英語教師、加藤瞳。 男である。 「いやさ―… 別に悪いとは言わないよ。 いや、だけどさ…」 数学 100点 理科 100点 社会 92点 国語 96点 英語 2点 「ここまでくると… 僕に恨みがあるようにしか思えないんだけど…(汗。」 「そうですかね。」 「岩崎さん折角頭良いんだから、勿体無いと思うんだよね…。」 「英語、嫌い。」 「―……う゛、 今心にグサッときた…。」 「…だって…。」 「だ、だって?」 「…これからの時代覚えるべきは中国語ではないかと…。」 「いや、ごもっともなんだけど―… 進学しようと思ったら英語と数学のふたつができてないと―…」 分かってる 分かってるよ、そんな事。 *
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