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優香から、メール…。
『ごめんなさい(汗)
明日から朝練始まるの、今日言おうと思って忘れてた…(泣)
明日の朝からは、一緒に学校行けない…うぅ(泣)
ごめんね…』
朝練、か…
お疲れだなあ…。
朝…
『朝、じゃ駄目ですか…?』
朝ーーーー!!Σ
加藤先生と言ってた『朝勉強会』忘れてたΣ
……。
…それって…
明日からなのか?
いや、でも時間とか全然決めなかったし……。
う゛……
明日…どうしよう……
―……職員室
「…加藤先生、ごめん…。
凄い遅く……」
「高科先生…!
何かあったんですか?
心配しました…。」
「うん…。まあ、色々。」
「………?」
「いや……。
…はじめようか。」
「あ…はい…。」
高科先生が一瞬笑ったような
そんな気がした
「…だから、これは別で冊子にして―…」
高科先生が長文を話すのが、
なんだか不思議だ。
いや、人間だし教師だから当たり前なんだけど…。
「…加藤先生?聞いてる?」
「わっっΣすいません!」
つい見とれた
…だって……
高科先生良く見たら
凄ぇ顔綺麗……!
「冊子の…ホッチキス、手伝って。」
「はい……!」
凄いてきぱきで、
僕と一緒にやる事のほとんどを1人で知らないうちに片付けちゃってて。
かっこよすぎるだろう…。
1つしか違わないのに、本当…
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