KT×YY

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吸血鬼って、居ないと思ってた でもあいつと出会って――… ―――――――――― 夕方。 昼すぎくらいまでバイトして、時間があったから友達と遊んで、その帰り。 家帰ったら何しようか、なんて考えながら歩いてた その中で見えた公園のベンチに座ってる、一人の男。 何だか其奴に引き寄せられる感じがして無意識に公園に入って、声を掛けていた 「大丈夫、ですか…?」 「あ、はい」 俯いていた顔を上げた其奴は綺麗で、格好いいなんて思った …ただ、いきなり話し掛けたから間抜け顔だったけど 「名前…」 「へ?…雄也。お前は?」 「宏太」 いきなり名前聞かれてびっくりしたけど、答えた 宏太、は俺を見つめて少し眉を顰めた……気がした _
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