とある日常

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「ん…」 あの忌まわしい日々…。悪夢に毎晩のように魘されている。 烙印が火照り、身体が求めるのは、何であるか分かっている。 しかし、その欲望に身を委ねるのは許さない。 「はぁ…はぁ…」 ベッドの上で自らの小さな肩を抱き、耐えている姿が艶めかしい。 「坊ちゃん…」 ビクッと身体を強ばらせるが…。
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