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ダイナー「カルニアスとジンダを呼べ。」
兵士「はっ!!」
ダイナーが呼び出したカルニアスとジンダはダイナーにとって最も優秀な側近であり部下であった。
巷の噂ではカルニアスもジンダも剣の腕だけでなく紋章さえも使いこなす腕前を持っていると言われていた。
カルニアス「王様…お呼びでしょうか?」
ジンダ「ジンダ参上致しました。」
ダイナー「カルニアス…そしてジンダよ…2人はそれぞれクリスタル女王国とディアナ共和国に向かってくれるか?」
カルニアス「クリスタル女王国と…」
ジンダ「ディアナ共和国…?」
ダイナー「軍師のアルトナが言うにはクリスタル女王国とディアナ共和国に真の紋章があるという…。」
カルニアス「王様…確かにその両国に関しては以前より話はありました。」
ジンダ「しかも王様!! クリスタル女王国では数日後に開かれるクリスタルクィーン杯という闘技…」
ダイナー「ジンダよ…分かっておる。 確かクリスタル女王国は先代の女王が病に倒れ亡くなったんだったな…。」
ジンダ「はっ!!」
カルニアス「王様の仰せの通り先代の女王が亡くなり女王に即位したのが確か娘のユウナ…。 もしや王様…」
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