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ユウナ「いよいよ…始まるのですねビクトリー…。」
ビクトリー「はい女王様…この闘技大会の上位6名がユウナ女王陛下の新しい騎士団となるのです。」
ユウナ「ビクトリー…私は母のように…なれるのでしょうか?」
ビクトリー「ユウナ様…いや、女王陛下。 私は信じております…女王陛下ならば先代の女王様を越えられると!!」
ユウナ「ビクトリー…ありがとう…。」
ビクトリー「私は先代の女王様に仕えた騎士団長…ユウナ様にお仕えする事は出来ませぬが、今回女王陛下の騎士団になる者の中にもきっと素晴らしい人間がいるでしょう!! さぁ…民の者達も女王陛下を今か今かと待っておりまする。」
ユウナ「…そうだな…。」
ビクトリー「女王陛下…もっと自信をお持ちになって下さいませ!!」
ユウナ「…そうだな…」
女王ユウナは力のない返事をすると俯いた。
ビクトリー「女王陛下…」
ビクトリーが心配になり声を掛けながら近付いたその時だった。
ユウナ「私はクリスタル女王国女王…ユウナ!!!」
そう言ったユウナの顔は凛々しく眼には輝きが戻った。
ビクトリー(ユウナ様は必ず先代女王を越えて行くお方と信じておりまする!!)
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