鬼ゴッコの始まり

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「諸君おはよう!ワシが究極奥義王次郎である!」 別校舎の屋上に立っている校長 「戦士にこれ以上の言葉は不要・・さぁ!死合いの開始じゃ!」 屋上から飛び降りて校長は消えた うおおおおおおお!!生徒が滝のように前進する 「で・・服部、絆さん。どうするんだ?他のクラスに乗じて奪うのか?」 絆さんはどかっとその場に座った 「普通大人数を一網打尽にするような罠をしかけてるでしょ・・待つわよ」 続けて服部が腕を組みながら答える 「校長は強い以上に賢い」 ああ・・こういう時だけは一緒にいれてよかった ドカーン!! 理科室が大爆発する 「ほらね」 「ほらね、じゃなくて犯罪だろうが!校長はアホか!」 大勢の生徒が倒れているのが見える 「こ、校長が・・爆発した」 聞いた事がない日本語だった 「悪いが先輩。行かせてもらうでゴンス」 2m130kgの巨漢が目の前を通る 「どこの草むらから出てきたんだ?あのポケモン」 「1-A。長谷炎二(ながたにえんじ)・・中学の時は143cm32kgのかわいい生徒だったが夏休みに食っちゃ寝で成長。語尾にゴンスとつけるようになる」 服部が何故詳しいかというよりそのプロフィールにつっこみたい 「チェストー!」 長谷が理科室に向かっていく。 デブがチェストーって言うと違和感がある 「さぁ。アタシ達も動こうかね」 絆さんが立ち上がる。服部は動かない 「僕はまだ様子を見る。君達は好きにしたまえ」 「輝はどうする?アタシと行く?」
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