鬼ゴッコの始まり

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【中庭】 絆はキョロキョロと見渡す 「あれ?っかしーな。この辺にいた気がしたのになー」 ドカーン!! 爆発音! 体育館が跡形もなく消えた 「あっちの方向?逃げるの早いなぁ!」 「ゴンスー!」 パリーン! 肉だるまが絆の前に転がる 「ゴ、ゴンス・・ゴンス・・・ゴンスよ」 絆は無視をして走った 「最後のよってなによ」 外へ出る。輝がいた 「ああ、絆さん。なんで主人公視点で・・じゃなくて無事だったんだね!」 輝は安心みたいだ。主人公を輝に返そう 「返さなくていいよ。マジで」 しかし返ってしまった 「ありゃ?あのメガネは?」 「恐ろしい真実を目の当たりにしたよ」 ・・・そう、思い出すだけで震えた 「なんで?いないの?食べられた?」 「逃げた」 「え?」 「許してくだちゃーい!僕は本当は弱いんでちゅーって言ってた」 「あはは!まっさかぁ。あのメガネ、只者じゃない感じじゃない?」 「読者にはヘタレを見せないんだってさ」 見事服部。お前は読者的には強そうなまま去っていった 「それで校長はどこ行ったのよ」 「10時はバナナを食べる時間だ!と叫んで消えたよ」 ・・・・・ ・・・・・ 「あんたさっきから嘘ついてない?」 「むしろこの話全てが嘘っぽいのに何故ようやくそこにつっこむ」 すると目の前に小さい女の子が現れた 「助けて、うう・・」 ボロボロの女の子をよく見ると鉢巻きをしている
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