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「俺が相手だ。校長」
影裏先輩が学ランをバサッと脱ぎ捨てる
「ああ。このパターンは」
服部・・・
「フンッ!雷電包(らいでんほう)!」
影裏先輩の体が雷に包まれる
「飛燕雷天蹴・豪!(ひえんらいてんしゅう・ごう)」
飛び蹴りをしながら窓の外へ飛び出していった
・・・・・
・・・・・
「あー・・色々言いたい事があるのだが」
「どうぞ。先輩」
「ちょっと今回ヤケクソすぎないか?」
「今作の反省を次作に反映できるといいですね」
裏話をした。なんにせよ助かったらしい
「影裏先輩は怪我人を頼むって言ったが・・どうするか」
そう言ってると玖珠先生が保健室に入ってきた
「新巻君・・良かった。まだ無事な様ですね」
なんとなく校長並に遭遇したくなかった
「玖珠先生。悪いけどこの人達の手当・・・・」
待て
俺は誰に頼もうとしてる?
生け贄を捧げてるようなものじゃないのか?
「わかりました。新巻君。後は先生に任せて行って下さい」
「桜子。ヤバくなったら目を狙え」
頷く桜子
「新巻君。先生は少し傷つきました」
そんな心が残っていた事に少し安心した
「絆さんと影裏先輩を探そう」
輝は保健室を後にした
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