〇〇会長と愉快な仲間ﾀﾁ

会長と親衛隊

「それでは、私はそろそろ帰らせいただきますね。」

『うむ。また会おうな』

学ちゃんは、俺様達にお辞儀すると、生徒会室から出ていってた。

「私達も、そろそろ準備して向かいましょうか。」

「そうだねぇ。今から準備して行けば、10分くらいで着くだろうしね!!」

「……。」ｺｸｯ。

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生徒会から会議室までは、大体5分位で付く。

風紀委員室は、第一校舎と第二校舎の間にある。

第一校舎は主に職員室、1～3年の教室等が集まっている校舎だ。

第二校舎は、理科室、コンピューター室、家庭科室など主に移動教室に使われる教室や親衛隊などの会議室としても使われている。

生徒会室があるのは、寮に近い建物主に会議室や理事室等が集まっている。

理事長や生徒会役員などは、会議を行う事が多いため、生徒会室は、校舎から少し離れた所にある。

逆に風紀委員室は事件が起きた時にいち速く動けるように校舎の中にあるのだ。

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「皆さん準備は出来たようですね。では行くとしましょうか。」

「あの委員長、俺嫌い～」

「……。」ｺｸｯ。

皆愚痴を溢しながらも、会議室に向かう為、生徒会室を後にした。――――――――――
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一報その頃の学は

潤達が会議を始めている頃、此方も　生徒会会長新堂潤親衛隊会議 と、とても長ったらしい名前の会議が行われていた。

「では、第231回生徒会会長新堂潤親衛隊会議を行う。進行を勤めさせて頂く会長親衛隊隊長の学だ。宜しく頼む。…尚、質問のある者は挙手するように。それ以外の質問は認めない。分かったな？」

学の刺すような、視線に皆一斉に首を縦に降った。

学は、満足そうに頷くと、話し始めた。

「まず、始めに新入生が新しく入ったので、人数の確認をさせて貰う。それぞれの学年の代表者は、確認の為、人数を言ってくれ。」

「「はい。」」

学の声に１年２年の代表者が返事を返した。

３年の代表者は、学なので、返事は返ってこない。

学は、２人を目の端で確認すると、話し出した。