あとがき

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あとがき

 皆はクソだというけれど、僕の大好きな映画『CASHERN』でなげかけているテーマ『憎しみを抱くことはできる。でもそれは相手も同じはず』 復讐は何も生みはしない。 けど今はその定理も通用しないよね。 僕がTAGUiを書いた高校生の時(7年前)は『ただ人を殺してみたかった』とか『道ですれちがったから』とか『人を刺してみたかった』ていう事件は無かったもの。 10年かからずにまた時代は変化したね。 戦争で敵を見つけたら即座に撃ち殺す。 けどその人には別になんの恨みもないよね。いじめられたわけでも家族を殺されたわけでもない。ただ戦争というだけ。 一人殺したら人殺し。 百人殺したら英雄。 間違ってる事くらい誰にでもわかるよね。 犬やイルカまで武器として使って・・・。 …貴方は、世界中の人が平和を願っても平和にならないのはなぜだと思いますか…?  もうひとつ僕が伝えたかったのは、女性に暴力を振るう男が数多くいますが、自分の奥さんや彼女や、姉や妹を守りたい、「女は男が守らなきゃ」-そう強く思っている男性も確かにいるということなんです。 世間に見過ごされがちですが、自分の恋人や配偶者がレイプされたせいで鬱病になる男性はたくさんいます。 「大切な人を自分は守れなかった」と深く深く傷ついた人達です。 もちろん、一番傷ついているのは被害者の女性ですし、彼氏や旦那さんは本人の気持ちを100%は理解出来ないかもしれません…。 それでも、見過ごされがちなこの事実を、僕はどうしても伝えたかったのです…。
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