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風呂から上がるとおれは暗くなっていた・・・
あの子の身体が目から離れない
ショックだった
俺はあの子の過去をしらない・・・
でも・・・でも！あの傷は許せなかった！
なぜか悲しみと同時に怒りが込み上げてきた
・・・何に怒っているのだろう
何に怒っているのか自分にもわからない
そんなことを考えていると少女が一枚の白い封筒を俺の顔の前に出してきた
「パパのママから預かってきたでしゅ」
さっきまでの暗く淋しい声とは打って変わり元気な声で話かけてきた
その声に躊躇しながら封筒を受け取り中を開いて読んだ
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